コラム更新|新しい知識のINPUTの“はじめ”にできる!「先行オーガナイザー」活用法
皆さん、こんにちは! リープの荒木です。そろそろ下期の戦略プランのレビュー、現場への戦略のカスケード、キックオフ会議の準備が始まる時期ではないでしょうか。
リープ・荒木

「30分でこの内容を説明して」などと言われ、“それは無理ゲーだよ”などと思ったりしていませんか!?
会議はアジェンダがビッシリ……。十分な時間はもらえないのに、説明しなくてはいけないことが盛りだくさんで、頭を抱えている方も多いのではないかと思います。
そこで今回は、INPUTの場面に役立つ「先行オーガナイザー」について解説します。
「先行オーガナイザー」とは
- 学習者が新たな情報を理解し、それを既存の知識構造に組み込むための「枠組み」の役割を果たす教授法
- 大きく分けて「説明オーガナイザー」と「比較オーガナイザー」の2種類が存在
- 「正解を提示」する教育場面で効果を発揮する
「説明オーガナイザー」は新しい学習内容の全体的な要約や概念構造を先に示すことで、学習者が見通しをもって学ぶことができるとされています。一方、「比較オーガナイザー」は既に知っている知識や概念を改めて示し、新しい学習内容と比較することで類似点や相違点を明確にし、深い理解を促します。
昨今の変化の激しい事業環境において、社員が効率良く新たな知識・スキルを習得することは、
業務効率を大きく改善し、パフォーマンスを引き上げることにつながります。
研修を企画する担当者はもちろん、部下育成でお悩みのマネジャーの皆様にとっても、
新しい知識・スキル習得の効率を高めることは、ミッションの達成に直結するのではないでしょうか?