コラム更新|学ぶ組織の合言葉「誰が何を知っているかを、知っている」 〜トランザクティブメモリー〜
皆さん、こんにちは! リープの堀です。弊社は先日、事業拡大に伴いオフィスを移転いたしました。フロアも広くなり、メンバー一同、気持ちも新たに業務に励んでおります。

リープ・堀
全メンバーがワンフロアに集うようになったので、アンオフィシャルの情報も自然と社内全体に共有されるようになりました
メンバーが増え、情報が飛び交う社内は活気があって良いと思う反面、「暗黙知」になりがちな知的資源の対応にも追われています。皆さんの部署でも、悩まれていらっしゃるのではないでしょうか。そんな時に取り入れてみていただきたいのが「トランザクティブメモリー」という概念です。個々が持つ「知識」や「情報」を組織で有効活用するための、組織内で働くメカニズムです。
トランザクティブメモリーを、組織のスキルとして実践するためには
トランザクティブメモリーを実践する最初の一歩は、基本的なスキルと意識の向上から始まります。メンバーが情報を効果的に共有し、利用できる環境を整えることが、組織やチームの成功に向けた重要なステップです。
- 役割と専門知識の明確化
- コミュニケーションの改善
- 共有するプラットフォームの構築
- 情報のカテゴリ化と整理
- トレーニングと意識の向上
- 継続的な評価と改善
「誰が何を知っているかを、知っている」という組織の状態を作り、
そのネットワークの中にAIも含めて、生産性向上を高めていく必要があるものと思います。